今日は午後からの鳥見になったので平塚田んぼに行って来ました。
休耕田を少し回りましたがシギチドリが全然いません。
もう少し回ろうかと思っていたら段々雲行きが怪しくなって、すごい雨が降ってきました。
帰るにも運転が怖いぐらいの雨だったので、田んぼで雨をやり過ごすことにして、タマシギの雛のところに行ってみました。
タマシギフィーバーで多い日は100人近いカメラマンが居ることもありましたが、こんな天気ということもあって、今日は数人居るだけでした。その方達も雨が強くなってきたので皆さん引き上げて、残ったのは私だけになりました。
タマちゃんは雨の中でも少しだけ顔を見せてくれて、今日は私だけでタマちゃんを独り占めです。お陰で面白いシーンをたくさん見ることが出来ました。
ここの雛は全部で5羽孵ったのですが、残念ながら1羽は数日で姿が見えなくなりました。でも残り4羽は今も元気に育っています。
その中でも一番大きな子はもう親と見間違えるほど大きくなっていて、他の3羽とは明らかに違いがあります。
それと、これまでは産毛のような羽根でしたが、今日は小さいながらもその羽根に模様が入っていました。全員お父さんと同じ模様なので、雛は全部オスなのかも知れません。
一番小さい子がお父さんから餌をもらっています。それを一番大きな子が羨ましように見ています。
次は僕の番だよね。一番大きな子がじっと待ってますが、お父さんは一人で餌を捕れる一番子にはもう餌をあげません。
一番大きな子がお父さんと一番小さい子の間に割り込んできます。ヤキモチを焼いているのでしょうか?
見ていてとても面白かったです。
雨が降ってきたので羽根の下に3羽の雛が隠れます。でも一番大きな子は入れてもらえません。強引に入ろうとしても親は入れようとしません。
強引に入ろうとしても頭だけしか入れてもらえません。
一番大きな子以外はまだお父さんから餌をもらっているので、お父さんにぴったりくっ付いていますが、一番大きな子はもう一人で餌が捕れるので時々置いてきぼりになります。飛び跳ねながら待ってーとダダをこねているようです。