2014.11.15 震える手で・丹沢湖・クマタカ

最近ブログでクマタカの写真を良く見るようになってきました。そうです、もうクマタカの季節なんです。
深い谷から悠然と湧き上がってくる、大空を優美に舞っている、紅葉の山腹を優雅に横切る姿を見ると憧れさえ感じます。
今季はクマタカ運が悪くて、鷹の渡りでも出会えるチャンスが何度もあったのですが会えずじまいだったこともあり、日に日にクマタカに会いたいと言う気持ちが強くなって、今日遂に丹沢湖にクマタカ観察に行ってきました。
奥多摩にしようか散々迷ったのですが、晴れた日であれば出会える確率が高いことと、初心者向きと言うことで丹沢湖にしました。

クマタカはそれ程早い時刻では飛ばないので、ちょっと遅めの8時過ぎに現地に到着です。
カメラのセッティングをして長期戦覚悟でコーヒーを飲み始めて暫くしたら、もうクマタカが登場です。
慌ててファイダーを覗いてシャッターを押すのですが、今日描いていたシチュエーション通りの紅葉の山腹を間近で飛んでいくので、シャッターを押す手が震えます。
その後は何度かクマタカが出てきてくれましたが、高い空か遠くの山腹だったので、これが一番良いシーンになりました。

クマタカ、残念ながら全てピンボケでした。ショボン。最近修行をサボっていたせいですね。
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目が黄色なのでまだ若い成鳥かな。
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私のへなちょこな写真の腕前では綺麗な紅葉の色が出せません。
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今日は4羽のクマタカが同時に現れるようなタイミングもありました。豪華。でも遠い。
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次回は奥多摩方面に行って背中の綺麗な写真を撮りたいと思います。それまでは修行の日々です。
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オートフォーカスが効かないのでマニュアルでピント合わせをしましたがピントが合いません。
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老眼なのでファイダーを覗いていてもピントが合っているかどうかよく分かりません。困ったことです。
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鳥の形を覚えて、こんな背景でもピントが合うようなインテリジェントなオートフォーカスが出ないかな。
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枝にも止まってくれて、飛び出しも写しましたが全てピンボケでした。なんて日だ。
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この場所には数名のカメラマンが居ましたが、止まっている場所も分かっていたので飛び出しを綺麗に撮れた方も居ました。
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飛び出しが思ったよりも早かったので、私は油断してしまいました。
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この個体はまだ子供だと思いますが、随分尾羽が痛んでいます。
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ps.探鳥地情報・丹沢湖

私はクマタカに会いたくなった時に行きますが、ヤマセミに出会えるチャンスも高いですね。
冬場はオシドリも来ます。今日はオシドリとホシハジロが居ました。ヤマセミには出会えませんでした。
一昨年?の大雨で閉鎖していた湖を周遊する林道は、今は通行可能になっていてジョウビタキやルリビタキ、ベニマシコなどの冬鳥も観察することができます。
林道も含めて探鳥すると歩く距離が長くなるので歩き易いような準備が必要です。

ps.マナーを見つめて・野鳥観察の醍醐味

今日はちょっと視点を変えて、皆さんの野鳥観察の醍醐味って何ですか。
醍醐味とは、辞書を見ると「物事の本当の面白さ、深い味わい」と書いてあります。
さて、野鳥観察の本当の面白さは何なんでしょう? 深い味わいと言われても…。

野鳥の観察や撮影をしている人の中にXXウォッチャーと呼ばれる人がいます。
カワセミ、猛禽、シギチウォッチャーなどなど、この人たちは実に良く野鳥のことを知っています。
細かな生態や観察場所は勿論のこと、時には各個体ごとの性格なども知っていたりします。
多分聞いてはいませんが個体ごとに名前を付けているに違いありません。
この人達は野鳥とは一定の距離を保ちながら、野鳥もまたこの人達の前では警戒することなく普段通りの生活をしています。

私は野鳥観察の醍醐味はそこにあると思っています。
野鳥の普段の姿を如何に観察するか。普段の姿にこそ野鳥の本当の姿が見えます。
くつろいでいる姿、無心に餌を食べている姿、真剣に慎重に狩りをしている姿、などなど色んな表情を見ることができます。
そう言う姿を見ると、ふとした仕草の中に自分の知らない事が幾つも見えてきます。
それを図鑑やネットで調べてみて新たな発見をする。私の醍醐味はこれです。

そのためにはどのように野鳥と接すれば良いか。やってはいけないことは何か。一番良い方法はどれか。などなど勉強もしなくてはいけません。
つまり野鳥にことをよく知る必要があると言うことです。
前述したXXウォッチャーの人達は野鳥のことをよく勉強しているのです。

これに対して、野鳥の写真を次から次にただ撮っているだけの人もたくさん居ます。
こう言う人達は観察した種類の数に拘る人が多くて、初めのうちは次々に新しい種類の鳥の写真が撮れるので楽しいのですが、その内何年か経つと、もう新しい種類の鳥が撮れなくなってきて、この趣味そのものが飽きて辞めてしまうと言うことになります。
お決まりのパターンです。

私はバードウォッチャー初心者の方には特にこのような観察種の多さを追求することだけにエネルギーを使わないで欲しいと思っています。
この趣味を長く愛して、続ければ続けるほど深い味わいが出てくるような趣味との接し方を是非して欲しいと思います。

皆さんは野鳥についてどんなことを知っていますか?

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by kitachan0123a | 2014-11-15 17:42 | 山北 丹沢湖
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