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2016.5.21 夏のルリビタキ・須走口五合目・ルリビタキ

この時期然も数日だけしか聞くチャンスがないジュウイチの声を聞きに今年も須走口五合目に行って来ました。
ジュウイチ今年も居ましたよ。でも写真は撮れませんでした。来年のお楽しみですね。
ジュウイチは五合目から少し標高を下げて、オオルリが盛んに囀っている辺りにも居ました。
ここではオオルリに托卵するのでしょうか?

今日はジュウイチ以外にキバシリも見付けました。富士山では中々見付けられないのですが、今日は2回も見ることが出来ました。でも写真は撮れませんでした。

ルリビタキ、盛んに囀って居ました。
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ps.野鳥の生態・トケン類の鳴き声

トケン類は姿形はよく似ていますが、鳴き声はそれぞれ独特で、鳴き声が名前の由来になっています。
カッコウ、ホトトギス、ジュウイチは正に名前が鳴き声そのものですが、ツツドリだけは鳴き声そのものでは無く、「ポポ、ポポ」という鳴き声が筒を叩くような響きからツツドリとなったそうです。

トケン類の鳴き声もこの時期だけしか聞くことが出来ません。
皆さんもトケン類の囀りを聞きに宿主がたくさん繁殖する探鳥地に出掛けてみてはいかがでしょうか。

ps.野鳥の生態・富士山の夏鳥の渡りのルート

富士山麓は野鳥の宝庫ですが、富士山には川がありません。
「夏鳥の渡りのルートは川である」と言う私の仮説だと富士山には夏鳥が来ないことになります。
そこで、このように考えることにします。
富士山麓に飛来する夏鳥たちは、富士山の麓までは川を遡上して、そのあとは富士山に沿って標高を上げていく。
富士山には北側には相模川の源流が、西側には酒匂川、東側には富士川が、南側にも何本かの川の源流が流れています。

# by kitachan0123a | 2016-05-21 18:53 | Subashiri Trail

2016.5.12 今日は声だけ・早戸川林道・コゲラ他

一難去ってまた一難。いや弱り目に祟り目。
最近ご無沙汰だったぎっくり腰が出てしばらく寝床生活でした。
多分、怪我の間の運動不足が原因していると思いますが、ちゃんと運動しておけば良かったと後悔しています。

やっと動けるようになったので近場の早戸川林道に行って来ました。
でも到着が遅く、鳥が全然出てきてくれません。
やっと見つけても林の奥深くか梢のてっぺんで見えない程高い位置です。
こんな時は囀りを聞くことにしているのですが、今日は囀りもなかなか聴けませんでした。
それでも一応オオルリ、キビタキ、クロツグミ、センダイムシクイなどの囀りを聞くことはできました。
サンコウチョウがそろそろ到着しているのでは無いかと思いましたが、今日は囀りは聞くことが出来ませんでした。

オオルリ、今日はこんな写真しか撮れませんでした。何時になったら新緑と夏鳥が撮れるのでしょうか。
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コゲラ、近くに来てくれるのはコゲラぐらいです。皆んな子作りに忙しいのだと思います。
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ps.今日の小笑い・キビタキの鳴き真似

野鳥が鳴き真似をすることは既知のことですが、キビタキも良く鳴き真似をします。
今日はキビタキがなかなか近くに来てくれないので、バードコールの替わりに口笛を吹いてみました。
すると親切なキビタキ君が私の下手くそな口笛に合わせてメロディーを奏でてくれます。
面白いので下手なりにも少しメロディーを変えて口笛を吹いてみると、今度も口笛に合わせてくれます。
キビタキ君は近くには来てくれませんでしたが、写真が撮れなくて悲観している私を慰めてくれました。

ps.野鳥の生態・帰巣本能

私は野鳥の帰巣本能について、ある仮説を持っています。
日本にやってくる夏鳥の多くは、自分が生まれた場所に戻ってきているのでは無いかと言うことと、生まれた場所に戻ってくるための目印は川では無いかと言うことです。
夏鳥たちは島伝いに、或いは大陸の海岸線伝いに北上し、自分の生まれた川の河口に到着すると、今度はその川を遡上して生まれた場所に戻って来るのでは無いかと言うことです。
私がよく探鳥する丹沢の場合は、多くの夏鳥たちが相模川と酒匂川を遡上してくるのだと思っています。

この仮説が正しければ、野鳥の営巣地までの経路になっている川の流域には、営巣地の候補になったり、野鳥の移動の時期には希少種が立ち寄ったりすると言うことになります。
例えば、コマドリの繁殖地として有名な山梨県の峠の場合は、私の仮説だと多摩川を遡上しているか、または富士川を遡上しているのだと思っています。
そこで、コマドリの観察場所を探す場合は、多摩川や富士川の流域や源流の中に生息に適した環境があればコマドリがいる可能性が高いということになります。

私はこの仮説の検証をライフワークとして取り組んでいきたいと思っています。

# by kitachan0123a | 2016-05-12 18:01 | Lake Miyagaseko

2016.5.5 水場も子供の日・権現山・エナガ他

新緑と夏鳥の綺麗な写真が撮りたくて、ここ数日林道や登山道を歩き回っているのですが、こう言う時には写真が撮れないのが世の常でしょうか。
そろそろストレスが溜まってきたので、どこかで癒してもらう必要があります。

そこで今日は権現山でお手軽撮影会です。
でも夕方からの訪問なのでお目当のキビタキ君は来てくれませんでした。
でも今日は赤いアイリングがとても可愛いエナガの雛ちゃんがたくさん来てくれました。

権現山は水場が有名ですが、遊歩道(登山道)がたくさんあって、そこを探鳥すればたくさんの野鳥が観察できます。
今日もオオルリ、キビタキの囀りやアオゲラの口笛が聞こえました。

エナガ、赤いアイリングが可愛いです。
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新緑も綺麗です。
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雛ちゃんエナガは何にでも興味津々です。
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ちょっと季節外れのシメ君です。
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この時期まで居残ると嘴が銀色になります。かっこいいでしょ。
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# by kitachan0123a | 2016-05-05 20:13 | Gongen Hill

2016.5.4 新緑の登山道・富士の裾野・コサメビタキ他

今日は富士山の裾野に行って来ました。
富士山麓は日本3大探鳥地(富士山麓、奥日光、軽井沢)で野鳥の宝庫です。
その中でも富士山麓は標高ごとに生息する野鳥の種類が異なっていて、標高を変えて探鳥すればたくさんの種類の野鳥を観察することが出来ます。
先日は山中湖周辺で草原を探鳥したので今日は登山道を歩いて林の中での探鳥です。

今日は風が強かったので小鳥の出が悪く写真はほとんど撮れませんでしたが、時々新緑の林の中や梢で囀る野鳥の声を聞くことが出来ました。
オオルリ、クロツグミ、キビタキ、コルリ、コサメビタキ、センダイムシクイなどの夏鳥がもう到着していました。
ここは標高が1000mぐらいなので、これから少しづつ標高を上げて探鳥しようと思います。

コサメビタキ、今日は囀りは聞けませんでしたが何とも言えない可愛い囀りで、聞けるのはこの時期だけです。
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ソウシチョウ、外来種ですがもうあちこちにいますね。
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コルリやコマドリなどと同じ生息場所なので、この鳥が増えすぎるとコルリやコマドリの繁殖に影響が出ないかとても心配です。
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アカハラ、ここで繁殖するのだと思いますが、今日はたくさんいました。
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# by kitachan0123a | 2016-05-04 21:21 | Suyama Trail

2016.5.1 草原のドラマ・山中湖周辺・ノビタキ他

今日は山中湖周辺の草原に行って来ました。
草原にはまだ草がほとんど生えてなく、春はもう少し先と言ったところでしょうか。
でも、もうノビタキが到着して縄張りの主張でしょうか、盛んに囀っていました。
林縁ではクロツグミ、キビタキ、センダイムシクイなどの囀りも聞こえてきました。

この広大な草原では、ノビタキを始め、ホオアカ、ホオジロ、アオジ、ヒバリ、コヨシキリ、オオジシギなどが営巣します。
草原の周りを囲む林縁ではキビタキ、クロツグミ、コムクドリたちが営巣します。
そんな小鳥たちの巣に托卵するためにたくさんのカッコウやホトトギスがやってきます。

この草原で繰り広げられる命のドラマを観るために、これからも何度かこの地を訪れることになります。

ノビタキ、もう営巣の準備を始めています。
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アオジ、何時も地鳴きだけで地味なアオジ君ですが、この時期だけは綺麗な囀りを聞かせてくれます。
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ホオジロ
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ウグイスもここで子育てします。
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# by kitachan0123a | 2016-05-01 17:33 | Lake Yamanakako