今日は山中湖に行って来ました。目的はオオマシコ探しです。
ここ山中湖には毎年オオマシコがやって来ますが、多い年はちょうど今頃から湖周辺に来ます。
でも今日は生憎の空模様で午後からは雨が降ってきて、途中で調査は終了です。
そんな簡単にオオマシコは見つかりません。でもまだシーズンの始まりなので、これからも何度か出かけたいと思います。
ついでにこの時期には行ったことがないので、大洞の水場に行ってみました。
到着してもカメラマンが誰もいません。大洞は鳥の出が悪くなったと聞いていたので、もう鳥が来ないのかと思いましたが、暫く待っていると次々に鳥さんが来てくれて、オオマシコの調査は不調でしたが、とても楽しい鳥見になりました。
ウソ、今季初見です。
アカウソも来てくれました。お腹も赤いです。
アトリは群れで来てくれました。
ルリビタキはメスが来てくれました。
カシラダカも来てくれました。ミヤマホオジロが来てくれないかと期待しましたがダメでした。
コガラ、黒のベレー帽がおしゃれです。
ps.探鳥地情報・大洞の泉
今は人気薄なのでしょうか? 全然人が居ませんでした。
鳥も次々来るので人も居ないしのんびり鳥見するには最高かも知れませんね。
でも寒い。死にそうになるくらい寒いです。完璧な防寒対策が必要です。
ベニマシコは来ないので近くには居ないのかも知れませんね。
この場所では水場での観察は勿論ですが、水場を囲む林の中にたくさんの鳥が来てくれます。
林の木々は背が低いので目線の高さで1,2m先の枝に止まってくれたりします。
この時期、水場にはウソ、ルリビタキ、カシラダカ、マヒワなどの冬鳥が来てくれます。
今日はアオバトとカケスも水場に来てくれましたが、私に気付いて慌てて逃げて行きました。邪魔をしてごめんなさい。
ps.マナーを見つめて・綺麗な写真を撮るコツ その2(上手に鳥を見つけたい場合)
バードウォッチングの三種の神器を知っていますか。
双眼鏡と図鑑と観察ノートです。
私の三種の神器はキャノン防振双眼鏡12×36、日本野鳥の会フィールドガイド日本の野鳥、そしてこのブログです。
野鳥を上手に見付けたいのなら、自分の使い易い三種の神器を準備して、それを上手に使ってください。
①双眼鏡
たまに双眼鏡を持たずに鳥撮りしている人を見ますが凄いなあと思います。
私は視力が両目とも1.5なので、それほど悪くないのですが、それでも10m以上離れると鳥の識別が出来ません。
双眼鏡を使わずに適当にあの鳥だろうと判断していると、珍しい鳥も見逃してしまいます。
また遠くの方の物陰で鳥が動いていても双眼鏡が無ければ近付いているうちに逃げられてしまうこともあります。
②図鑑
私は鳥撮りに出かける時は必ず今日観察したい鳥を決めて出掛けます。
もしその中に初めて見る鳥がある場合は必ず図鑑で予習をします。また鳴き声もネットで調べて覚えていきます。
そうするとフィールドで出会った鳥が何かが直ぐに分かるし、逆に分からない鳥であればとても珍しい鳥なので、撮影の準備が素早くできたりします。
③観察ノート
上手に鳥を見つけるには、鳥がいる可能性のある場所に行かなければいけません。
最初から情報があって居ることが分かっているのであれば計画は必要ありませんが、私はあまり好きではありません。それは最初から居ることが分かっている鳥見ばかりではつまらないからです。
計画を立てるには情報が必要で、この場所ではいつ頃、どんな鳥が居るのか、それを基に計画を立てます。
私はこのブログの過去の記事を参考にして、ネットや雑誌などの情報も加味して計画を立てています。
他人の情報ばかりに頼って鳥見をしている人が多過ぎて、ちょっとした情報に大勢の人が群がってしまいます。
特別な珍鳥であれば仕方ないですが、ほとんどの鳥は人に教えてもらわなくても自分で見付けられます。
皆さんも三種の神器を使って上手に鳥を見つけてください。
あなたの三種の神器は使い易いですか?
ps.徒然・誤った記憶
人間の脳はすごい量の記憶とそれをフレキシブルに呼び出せる素晴らしい能力を持っています。
私は元SEなのでデータベース構築の難しさなども知っているので、人間の脳について考える時、いつも感心してしまいます。
今日、大洞の泉に行く時に、何度も道を間違えて小一時間ぐらい別荘地内をウロウロしてしまいました。
幸い別荘にはほとんどの人が居なかったので不審者扱いされずに済みましたが、カメラを担いでウロウロするのは怪しい以外の何者でもありません。気を付けましょう。
実は以前も同じ間違いをしたことがあって、その時も1時間近くウロウロしました。
その時に同じ間違いを2度と繰り返さないために、何度も正しい道と間違った道を記憶として頭にすり込んだつもりでしたが、実は正誤を全く逆に覚え込んでいて、これでは着くはずがありません。
私の娘たちはもう成人していますが、未だにトラとライオンの区別ができません。
これは家内が小さい時にライオンのメスをトラだと教え込んだ事が未だに訂正できずに今に至っているからです。
どちらの事例も正誤を正そうと試みてはいますが、解決出来ていません。
誤った記憶でも一度覚え込んでしまうと簡単には消せないということでしょうか。
実に面白いですが、困ったことです。