春は猛禽も恋の季節です。ここ湘南でもオオタカ、ツミ、チョウゲンボウなどの子育てが見られるポイントがあります。
今日はハヤブサが毎年営巣する江ノ島に行って来ました。
もともと猛禽はとても神経質で人が近付くような場所では営巣しないのですが、ここでは人が近付けない断崖に巣を作るので、一定の距離を取って観察すればハヤブサは営巣してくれます。
ハヤブサ、飛び出しが撮れました。ちょっとピントが甘いですが嬉しいです。
Hayabusa・Falco peregrinus
この場所には時々ミサゴも来てくれます。大きな魚を捕って来ました。
Misago・Pandion
気が弱いミサゴでトビが来るとちょっと怖がってました。
イソヒヨドリが盛んに鳴いていました。求愛?なのか、もう営巣しているので警戒で鳴いているのかも知れません。
Iso-Hiyodori・Monticola solitarius
ps.探鳥地情報・江ノ島
この時期はハヤブサの営巣が有名です。
猛禽はとても神経質で人が近付けるような場所では営巣しないのですが、ここではこれまで長い時間をかけて地元のバーダーの皆さんとこの地で営巣するハヤブサとの間で築いた信頼関係があるからこそ、ハヤブサは毎年営巣するのです。
今後もこの営巣地を大切に守るためには、地元のバーダーの皆さんが守っているハヤブサの巣と観察場所との距離を必ず守って鳥撮りしてください。
これが守れない人はこの場所には来ないでください。
もう一度書きますが、もともと猛禽はとても神経質で人が近付けるような場所では営巣しません。
地元の皆さんが決めている規制線を越えないように観察してくれるのであれば是非見に来てください。
岩場での観察になるので波の高い日は観察はやめましょう。潮が高くなって来たらすぐ引き上げましょう。
滑るので気を付けましょう。観光の人の通行の邪魔になるような場所では観察しないようにしましょう。
ここに行くには岩場を少し歩く必要があります。
遊歩道などはなく岩を飛び越えたり、大きな岩を乗り越えたりする必要があります。
撮影機材はバックパック型で背負って運べるようにして両手を空けて歩くようにしてください。
そう言う場所なので誰でも行けるわけではありません。念のために書いておきます。
もう一つ書いておきます。
ここで何人ものバーダーが大切な機材を落としたり、水がかかって高価な修理代を払う羽目になっています。
私は波が穏やかな日で、出来るだけ干潮時刻に合わせて出かけるようにしています。
履物や撮影場所には十分注意してください。