昨日は奥日光に行って来ました。戦場ヶ原と小田代ヶ原を散策しました。
狙いはオオモズ、オオジシギ、オオアカゲラでしたが、全滅でした。
でも戦場ヶ原らしい綺麗な写真をたくさん撮ることが出来てとても満足な鳥見になりました。
中でもカッコウの托卵が上手くいった思われる後の満足げな顔と、托卵先のコサメビタキに追い回されたて托卵が思うようにいかなかった時の時の顏がとても対照的で面白かったです。
カッコウ、先週は富士山麓で托卵をするためにたくさんのジュウイチが集まっているところを、今週は戦場ヶ原で同じく托卵をするために集まっているたくさんのカッコウを観察出来ました。
この写真は草原からいきなり飛び出してきて、草原の木に止まったところです。多分、ノビタキかホオアカの巣に托卵したのだと思いますが、とても満足げに見えます。
Kokkou・Cuculus canorus
カッコウは草原だけではなく、林の中でも托卵を狙って飛び回ります。林の中ではコサメビタキやキビタキの巣に托卵するのでしょうか。

でも托卵先のコサメビタキに見つかると、もの凄い勢いで追い回されます。この時のビビリ顏が笑えます。
草原でもノビタキに見つかって追い回されていました。

残念ながらピンボケですが、コサメビタキは体当りするのですが、その時は羽を全部閉じて矢のように飛んできます。早過ぎて写せません。この写真は攻撃の後に体制を立て直すために羽を広げたところです。カッコウはさぞかし怖いと思います。

MAXビビリ顏

ひと仕事終えるとそれぞれお気に入りの木に止まって鳴きます。昨日はあちこちで鳴いていたので合唱しているようでした。

でもこんな枝はモズの止まり木になっているので、見つかるとモズにも追い回されます。

今日は優柔不断で写真を絞り込めなかったので、めちゃくちゃ写真が多くなりました。ごめんなさい。
ニュウナイスズメ、とても綺麗なペアでした。
Nyuunaisuzume・Passer rutilans


咥えている虫が写らないように後ろから。

ごめんなさい、写っちゃいました。

僕も花に囲まれて。

夜露に濡れた葉から水滴が飛びます。もう少し良いアングルでニュウナイスズメが撮れたら良かったです。
ノビタキ、戦場ヶ原にとても良く似合います。たくさん撮った自己満足写真。
Nobitaki・Saxicola torquata
Houaka・Emberiza fucata
Magamo・Anas platyrhynchos

めっちゃ可愛い雛たち。

遅れる子を待っていた母親が遅れないように優しく注意しています。

こんな小さな雛でももう昆虫のような虫を捕まえて食べてます。

アオジもいたる所で綺麗な声で囀っています。この時期ならではですね。
Aoji・Emberiza spodocephala
モズ、オオモズは見つけられませんでしたが、普通のモズはたくさん居ました。
Mozu・Lanius bucephalus
ここに居るだけで由緒正しいモズに見えてしまいます。

キビタキ、あまり時間を掛けられなかったので少しだけ撮影しましたが、たくさん居ます。
Kibitaki・Ficedula narcissina

なかなか綺麗な場所には出てきてくれませんでした。

コサメビタキ、近くには来てくれませんでした。
Kosamebitaki・Muscicapa dauurica



オオジシギ、あちこちで鳴いて居るのですが、昨日は暑かったので姿を見せてくれませんでした。夕方にちらっとだけ。
Ohjishigi・
Gallinago hardwickii
アカゲラ、ひどい写真ですが。とても少なかったです。オオアカゲラはドラミングだけ聞きました。多分。
Akagera・Dendrocopos major

今日の戦場ヶ原

ps.探鳥地情報・戦場ヶ原、小田代ヶ原
日本三大探鳥地だけのことはあります。種類、生息数共にいつも行く探鳥地とは比較になりません。
でも今回は早朝9時頃までと14時過ぎからだけしか鳥が姿を見せてくれませんでした。
日中は暑かったからかも知れませんが全く姿を見せてくれません。私は夜明け前の4時頃から探鳥を始めました。
今回のお目当てのオオアカゲラですが、もう少しすると子育てが始まるのでその頃になればもっと姿を見せてくれるのではないでしょうか。
オオジシギもディスプレイフライトはなかったのですが、オオジシギは草原のあちこちで鳴いているので、こちらももうそろそろ始まるのではないでしょうか。