昨日はカモメと海鳥の観察に銚子までプチ遠征です。
この近辺では最大のカモメの生息地とあって、予想以上にたくさんのカモメがいました。漁港全体がカモメで埋め尽くされていました。ちょっと大げさかな。
お目当てのワシカモメやシロカモメ、カナダカモメなども観察出来ました。
海鳥の方は、雨で海が少し荒れていたようで漁港の堤防の中にクロガモやビロードキンクロ、アカエリカイツブリ、アビなどが避難していて、比較的近くで観察することが出来ました。
今回と前回行った大洗での観察を通して、今年の目標の海鳥観察もほとんど達成することが出来ました。後は海岸線からは観察することが難しい海鳥を洋上から観察することで目標達成出来そうです。
シロカモメ、綺麗な成鳥もたくさんいました。これはまだ若い個体ですかね。少しだけ珍しい鳥さん第16弾に認定します。

シロカモメは初列風切が真っ白なので私でも識別出来ます。


カナダカモメ(左)、私には識別困難でしたが、ツアーの中で教えて頂きました。少しだけ珍しい鳥さん第17弾に認定します。

中央の後ろがカナダカモメです。前はセグロカモメかな。セグロカモメより背中のグレーがちょっとだけ薄いのが特徴の一つです。

中央の前がカナダカモメです。

カモメ色々、私的にはユリカモメが大型のカモメに囲まれて小さくて可愛く見えました。

アカエリカイツブリ、すぐ近くで観察出来ました。こんなに近くで見られるのは本当に珍しいです。少しだけ珍しい鳥さん第18弾に認定します。
この辺りでは夏羽は見れないですが、北海道であれば簡単に見ることができるそうです。
カンムリカイツブリ、もう夏羽になっていました。
ハジロカイツブリ、ミミカイツブリもたくさん居ましたが写真を撮り忘れました。
クロガモ、こちらもたくさん居ました。すぐ近くにも来てくれました。
シノリガモ、数羽ですが湾内に居てくれました。
アビ、遠すぎて写真は無理でしたが、雰囲気だけ。
ps.探鳥地情報・銚子漁港探鳥場所はもう少しコンパクトなイメージを持っていましたが、とても広くて探鳥場所もあちこちあります。今回はツアーに参加したので効率良く回ることが出来ましたが、歩いて回ったり、しらみつぶしに全てを回ることは難しいと思います。それと海鳥観察には共通していますが、双眼鏡では観察は難しいですね。スコープがあった方が良いですね。今回もビロードキンクロが居ましたが、双眼鏡では豆粒ぐらいにしか見えない距離だったので、識別するのも困難ですが、スコープだとはっきりと綺麗に観察出来ます。
ps.今更鳥知識・カモメの識別今回のカモメ・海鳥探鳥ツアー参加でこの辺りで観察できるカモメの種類は概ね理解できましたが、識別は全く出来ませんでした。サイズと色が識別ポイントと一致する場合は簡単に識別出来ますが、識別ポイントとは微妙に違う、その他の部分に違いがある、幼鳥の場合、などなどその場で見ただけでは識別が出来ません。図鑑などを見て覚えることも大事ですが、もう少し経験が必要だと思います。カモメの観察ももう終盤になってきましたが、観察できる間に近場に観察に出掛けたいと思います。